タミゼ オリジナル本棚(復刻シリーズ 2)

この復刻シリーズとは、過去に作られた無名作家の家具を忠実に再現製作する商品です。

前回は丸いスツールでしたが、今回は素朴な本棚です。

いつも家具の製作をお願いしている、頼もしい若き家具職人の高木克幸君が今回の品を見つけ出しました。
古道具屋の片隅に、寂しく放り出されていた状態で売られていたとのことです。
彼はタミゼに商品の納品で寄ってくれた際、嬉しそうに「これどうです?」と僕の前にちらつかせたのです。
かなり自分でも選ぶ目は厳しいですが、今回は素直に「素晴らしい」と降参しました。
こんな名品を君一人で楽しむのはもったいないと、即「復刻させよう!」となりました。笑

「ありそうでなかなか見つからない物」
「単純に見えて、よく見ると考えられて作られている」
「無駄のないデザイン」、、、。
日曜大工で作られた一品、町工場での少量生産ものなど、
過去に作られたものの中には名品がいくつもあったでしょう。
そんなものたちを独自な目線で見つけ出し、敬意を払い、もう一度日の目を見てもらおうと作り始めたのが、
このタミゼオリジナル復刻シリーズです。

お気に入りの本と共に、日々の生活に溶け込んで、丸く柔らかく味をつけて育ててもえたらと思います。
ブログより転載

価格:¥12,800(税別)
材質:ナラ材
サイズ: 幅 375mm × 高さ 235mm × 奥行き 208mm




今回掘り出された古い本棚。これを元に製作を開始。



左右の縦板は、溝に埋め込まれ、反りを防ぐと共に固定されている。

すっきりとした薄さ。


木目を見ると、一枚板を薄く真ん中で二枚に裂き、反りを考えて左右にあてがっている。


よく見ると、角のアールの部分はヤスリで丸くしているのではなく、
カンナで削り、面の集合体で丸く仕上げている。

もちろん復刻版は、カンナで面で丸みを再現。